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削り箸
2008年04月30日

今朝通勤途中 カーラジオ〔NHK〕から
箸の話が流れていました
箸を作る者として
つい聞き入ってしまいました
箸の歴史のこと
鎌倉時代に箸を使うことが定着したとか

それまでは神にお供えするときに使っていたとか
私が認識していた箸のことと
ほぼ同じことを
話されているのを聞いて
ホッとしたり嬉しかったり
調べられた資料が
同じだったのかも知れません

なので
今日は少々遅くなりましたが
鉄木の削り箸のお話です
この削り箸の素材は
鉄木又はウリンと呼ばれる
硬く水や海水に強い木です
板〔画像上から2番目〕を
〔画像上から3番目〕のように

約8㎜角にします
それを
〔画像上から4番目〕のように
箸先を出来るだけ細く
箸全体に削った削り跡を
そのまま残して
すべり止めの役目を
果たすようにしています

長さの種類は
←の通りです
もう少し
知りたいなと思われる方は

名刺BOX
2008年04月28日

名刺BOX
文字通り名刺を入れる
木箱です
外寸 縦135㎜横80㎜高さ40㎜
使用材は「栗」です
私たちが
秋に食べる栗の実がなる木とは

少し違います
ヤマグリ・シバグリと呼ばれる
山奥にある栗の木です
鉄道の枕木に使われています
つまり
腐りにくい木なのです

昔は安価な木でした
でも今は
高級材のひとつです
それだけ良い木材が
少なくなった証しでもあります
栗材の性質を理解すると
狂いの少ない工芸品に
生まれ変ります

栗材の説明になって
しまいました
名刺を取り出しやすくする為に
中仕切りを付けました
熊本県伝統工芸館で
取り扱って
頂いています
髪留め
2008年04月27日

髪留め
巾50㎜横90㎜重さ30g
ステックの長さ180㎜の大きさです
素材は木です

バレッタのような金具は無しで
というご注文でした
これが完成品ではありません
樹種やサイズを少し変えて
いくつか製作します
母の日の何日か前までには
作ってね
と優しいコメントも注文書に
添付されています
ツクシイバラ 4.26
2008年04月26日

4月26日〔土〕の
ツクシイバラの状況です
チラホラと咲き始めました
まだまだ これからです
白の花が早いようで
花びらも小さめでした

一株の大きさです

この枝のつぼみが
開花したのを
想像してみてください
バラの花のアーチになります

5/25に開かれる
ツクシイバラ コンサート会場の近くの風景です
この緑の部分はほとんど
ツクシイバラです
コンサートの頃
満開になります

絶滅が危ぐされている
球磨川 河川敷一帯のツクシイバラは
球磨川ツクシイバラの会
会長・小川 香さんたちの
保護活動によって守られています
ツクシイバラを守る
野外コンサート
期日●5月25日〔日曜日〕18時開演
場所●くま川鉄道 木上駅近くの球磨川河川敷
〔雨天の場合●あさぎり町深田のせきれい館〕
入場料お一人様¥500
出演アーチストは
●ビエント
●ローズ ストーリー
主催●球磨川ツクシイバラの会
会長●小川 香
コンサートの詳細については
下記の方々に
お尋ねください
●ひとよし森のホール/小川〔おがわ〕
090-4947-1145
●くれよんのもり/遠山〔とおやま〕
090-9406-0312
●喫茶とらんぽ/合原〔ごうはら〕
090-8399-3090
アケビ
2008年04月25日

アケビの花が
無償に見たくなって
近くの山の麓まで行って来ました
少し遅すぎたかなと
思いましたが ありました
紫の小さい花です
つる性なので周りの木などに
巻きついています

子供の頃
秋になるとアケビを採りに
近くの山によく行ったものでした
アケビのジャムも
考えなくもないのですが
身近なところに栽培しないと
無理だろうなと思っています
アケビの新芽は
おひたしなどで食べられます

これは
ムベといってアケビの近縁種の
新芽と蕾です
アケビの近くに
ありました
庭木として庭や大きめの鉢に
植えてあるのを見かけることがあります

ムベの実は
アケビのように開かず
赤紫に色づくので
私はデスプレイによく使います
もちろん
食べられます
種が多いですが美味しいです
ハニーサックル
2008年04月24日

甘酸っぱい香りがします
日本には
同じ種類のスイカズラがあります
「忍冬」または「金銀花」と
呼ばれこともあります
画像〔上〕は
ピンクの花のハニーサックルです

画像〔下〕は
白花のハニーサックルです
近くで見かける
スイカズラの花とそっくりです
ハニーサックルの花は
生でサラダにOK
乾燥させたらポプリに良いです
スイカズラの花も茎も
入浴剤になります
香りが良いです
あせもや湿疹に効果があるそうです
こでまり
2008年04月23日

小手毬の花が咲き始めました
スズカケとも呼ぶそうですが
プラタナスもスズカケノキと言うので
勘違いしそうです
「こでまり」という名前が良いです
花言葉は何でしょうか?
私は清々しいイメージを持っているのでが・・・

小さな花が集まって
手毬を思わせる様が
この名の由来だとは誰もが納得ですよね
「こでまり」はバラ科だそうです
「ツクシイバラ」と同じ仲間ということになります
「おおでまり」というのもありますが
スイカズラ科だそうです
花の大きさは違いますが
同じ科の植物だと思っていました
「こでまり」は花屋さんでも見かけます
切花にも向くのでしょう

これは〔下の画像〕は
小手毬ではありません
「エルダー」というハーブの花です
近くの山にも
ニワトコというこれとそっくりの木があります
「エルダー」の花を
乾燥させてハーブティーにします
マスカットの香りがほのかに匂うティーです
「エルダー」の花が
満開になったら
もう少し詳しく紹介させて頂きます
ツクシイバラ 野外コンサート
2008年04月22日

ツクシイバラ
野外コンサート
期日●5月25日〔日曜日〕18時開演
場所●くま川鉄道 木上駅近くの球磨川河川敷
〔雨天の場合●あさぎり町深田のせきれい館〕
入場料お一人様¥500

出演アーチストは
●ビエント
●ローズ ストーリー
主催●球磨川ツクシイバラの会
会長●小川 香
4/22現在の
ツクシシバラの状態です
〔画像中〕

5月中旬には
画像下のように
開花します
コンサートの詳細については
下記の方々に
お尋ねください
●ひとよし森のホール/小川〔おがわ〕
0966-22-4007
●くれよんのもり/遠山〔とおやま〕
090-9406-0312
●喫茶とらんぽ/合原〔ごうはら〕
090-8399-3090

〇△◇の為のジャム
2008年04月18日

ある白い食べ物を
美味しく食べる為の
ジャムの試作中です
ある業者様からの
依頼でもあるのですが
私も以前から
興味を持っていましたので
この話にのってみることにしました

今 作っているジャムで良いよ
と言って頂いているのですが
私としては少々不満
①以外性があること
②綺麗であること
③美味しいこと

これをクリアしなければ
きっと失敗
特に③
食べ物には絶対に不可欠
もちろん 安心安全は当たり前
その上
からだに良いこと

ところで
この白い食べ物
何だかお解りでしょうか?
ボリジ
2008年04月16日

ボリジというハーブです
いつの間にか花を咲かせていました
今年は少し早いような気がします
別名ルリチシャとも呼びます
花の形と色が神秘的です
葉には白いトゲのような
うぶ毛がありざらざらしています

花はサラダや料理に
若葉はサラダにもOK
茎から切ってアレンジ花材もGood
花を氷の中に
閉じ込めても綺麗です
ただ
取り扱うときは
トゲに注意です
パン皿
2008年04月15日

クロワッサンのCMではありません
クロワッサンを盛っている
木の皿のお話です
工人舎の商品アイテム
「パン皿」です
直径約18センチの
お皿というより小さいお盆の形をしています

作者〔私〕はパン皿のつもりで
作っていたわけではありませんでしたが
使って頂いたお客様達から
いつの間にかパン皿と呼ばれる
ようになっていました

作り方は
板をおおまかにくりぬいて
数週間ほうっておきます
木が曲がったり 反ったり
変形するだけ変形させます
仕上がってから器が
変形しない為です
それでも
完全ではありません
「木は生きている」とよく言われます
陶磁器のように電子レンジや
食器洗浄機にかけられません
確かに扱いにくい側面もあります
だけど
使いはじめると
「木」のぬくもりや
以外に使い勝手が良かったりすることを
実感して頂けると思います
すみれ
2008年04月14日

上の画像は
「肥後すみれ」と言って
白い花のすみれです
「肥後すみれ」と言っても
熊本特産ではなさそうです
庭の隅に咲いていたので
鉢上げしてみました

「すみれ」は移植を嫌いますが
なんとか元気で
花を咲かせています
他に白い花の「すみれ」がないかと
期待せずに 近くを散策しました
しばらくして目に飛び込んで来たのが
中の画像です

欲を出して散策ではなく捜索に
なってしまいました
真っ白ではなかったのですが
水色の花の「すみれ」を発見
時間を見つけて
「すみれ」の名前などを調べてみようと
楽しみが増えた思いです
4~5日前の お昼ごろの出来事でした。
座らない椅子
2008年04月12日

3月の終わりのころ
穏やかそうな
ご夫妻が
来店されました
しばらく
そんなに広くもない店内を
静かに見まわれていました
何かを
探されている様子なのですが
解りません
並んでいる品々を
丹念に見られていました
こんな時はいつも
私自身の
隅々まで見られているような
私自身の
品定めをされているような
そんな気がします

そして
そんな時はいつも
「まな板の鯉」状態です
しばらくして
お茶をお出ししながら
何をお探しなのかお訊ねしました
椅子を探しているとのことでした
ずーっと探しているいけど
なかなか見つからないとのことでした
どんな椅子なのか
お訊ねしましたら
座る為の椅子ではなく
玄関に置きたいので
椅子の姿も重要だし
だからといって主張しすぎても嫌だし・・・

お花を飾ったり、陶磁器を置いたりしたい・・・などなど
いっぱいご要望を
話して下さいました。
私はそのお話をお聞きしながら
頭の中では椅子作りが
始まっていました
そうして
出来た椅子がこれです
材はケヤキ
塗はウレタンです
サイズは高さ約1m・巾40㎝・奥行き29㎝です
気に入っていただけるか
気がかりでしたが
先ほどお見えになり
思っていたより良く出来ていると
喜んで頂きました
「ホッ」する瞬間です
気持ちを切り替えて次へ行きます
スペアミント
2008年04月08日

4月に入り
気温も穏やかになりました
色々なハーブも
勢いづいてきました
ハーブティーの定番である
スペアミントも
だいぶ伸びて来ました

ティーにするには
ミントの花が咲く少し前と言われて
いますが
伸び始めた
若葉のミントティーもおすすめです
香りや味がソフトです
甘味も後味に爽やかです
入れ方は
いたって簡単です
5~6枚の葉っぱに
カップ2杯分くらいの熱湯〔90°位〕を
注いで4~5分待つだけです
そのままでも
美味しく頂けますが
シュガーや蜂蜜などを入れても
良いと思います
クッキーや焼き菓子などを添えて
ティータイムを演出するのも
楽しいものです

身近にある
空き瓶〔ジャム等の瓶〕に
挿しておくと
いつでもティーを愉しむことが出来ます
また
お部屋の雰囲気を
リフレッシュしてくれます
ゴールデンウィーク前には
スペアミント
ペパーミント
のドライハーブティーが
出来上がります
我が町の桜も満開
ルバーブ
2008年04月03日

眠っていた
ハーブ達が目覚め
始めました
画像は
ルバーブです
私にとって
栽培が難しいハーブの
ひとつです
梅雨までは
順調に育ってくれますが
気温と湿気にやられます
産地である東北地方から
原材料として調達したら
何の問題もないのですが
自家栽培したルバーブで
ジャムを作りたくて
栽培に挑戦しています
最近少しだけ
栽培のポイントが
つかめたような気がしています
結果は
夏の終わりころには
出ると思います