工人舎・木のモノ語り

盆(ぼん)



｢盆(ぼん)｣といえば夏の行事を
思い浮かべられる方も多いかも知れません
↑画像のように器を乗せたり
持ち運ぶときに使う木工品も｢盆(ぼん)｣と呼びます

このような木工品を何時の頃から｢盆(ぼん)｣と
呼ぶようになったのか
またその由来はどこにあるのか
調べているのですが
納得出来る答えをまだ見つけることが出来ません



工人舎では
6寸(18cm)・7寸(21cm)・8寸(24cm)・9寸(27cm)・
1尺0寸(30cm)・1尺1寸(33cm)の6サイズり盆を
製作しています

器の大きさは｢寸｣がよく用いられます
1寸＝約3cmと覚えると
6寸・7寸といわれても大きさをイメージ出来ます

以前は9寸(27cm)・1尺0寸(30cm)の人気が
高かったのですが
最近では7寸(21cm)が一番人気です

その背景には色々なことを
うかがい知ることができます

夫婦二人か一人暮らしが多くなってきたことや
自宅で人をもてなすことが無くなったことなども
その理由と思われます

しかし年間で多く製作する時期は
以前も近年も今頃の時期です
退職の記念品にとご注文をよく頂きます