木製の雛人形-2
形はよりシンプルにと木の塊を削り込んで成形します
木目や木の質感を活かしながら雛人形の雰囲気を
出すのを目指しています
髪や烏帽子などまたは着物の柄は
色の濃い木を使います
貼り付けて削ったり
穴を開けて埋めたりして表現します
目鼻は付けず見ていただく方々の
想像に委ねることにしています
お内裏様の風格
お雛様の優雅さ
追い求めることは数限りなくあります
だけど頭の中で出来ているイメージと
現実に形にしていく段階でどうしても妥協しなければならない箇所
何処まで自分に対して妥協を許すか
それがいつも付いて回る課題です