翁草(オキナ草)
この花からは翁のイメージありません
花が過ぎて種に白く長い綿毛を見ると翁かなと思います
人吉球磨地方ではオキナ草というよりオニャコと呼ぶほうがピンときます
子どもの頃
近くを流れる免田川や球磨川の堤防に自生していました
そのころも数は多くなくわざわざ探しに出かけたものです
子ども心にも希少価値みたいなものを感じていたのでしょう
しかし根っこはゴボウのように深く
更に自生地はほとんど石原で子どもの力では掘り起こせなく
悔しい思いをした記憶がオニャコをみると蘇ります
いまでは園芸用に改良されているのか
花付きが良くキレイですが
昔の素朴な趣は薄れているような気がします